七人の侍 誰でも知ってる巨匠・黒澤明の作品ですね。 始めてちゃんと見たのは10年くらい前NHKのBSだったかな? それまで古くさい映画だろうとバカにして見てなかったんです、黒沢作品。 でも良い物に時代は関係ない!って言いたくなる典型の1本でしたね。 3時間20分以上ある長い映画にもかかわらず、全くだれることなく最後まで見ることが出来ます(但し1時間46分頃に出る「休憩」の文字が出たとき必ずトイレに行きましょう。残り1時間半以上ありますので…) ただ一つ文句を言うならばサイズの問題は別として、カラーで見たかった事ぐらいかな? 世間ではかなりおっさんのTarboも生まれる遙か前の映画ですので、当時の映画はこれが主流だったろうし、お金の問題や監督の培ってきた撮影方やベストパフォーマンスを考えるとモノクロだったんだろうと思いますが、映画は後世まで残る作品というと言うことを考えるともっと早くからカラー作品に取り組むべきだったと思うのはTarboだけでしょうか? 特にこの映画の時に新しい撮影方も始められるなど新しいことにもチャレンジされる監督だったと言うことを聞いたことがあるので返す返す残念。 ※ちなみに純国産第1号カラー作品の木下恵介監督「カルメン故郷に帰る」は1951年の作品だそうです。 最後にこの映画の別な楽しみ方としては、その当時役者になりたての宇津井健や、仲代達矢が、浪人役のエキストラで出ているのでそれを探すのも楽しいです。(仲代達矢は後ろ姿だったかな?) またお若い方々には、「荒野の七人」「黄金の七人」(コレも古いな…^^;)などなど見る前にもコレを見ることをお奨めします。(w (2009.10.10) Tarboの満足度 ★★★★★ |
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